ベビー肌着の基礎知識

赤ちゃんが直接肌に触れることが多い肌着ですが、種類が本当に豊富で、肌着だけでも少なくとも4種類はあります。もともとお腹の中で温かい羊水に囲まれていた赤ちゃんは、生まれたてのころは体温調整が苦手で刺激や汚れにも敏感です。そんなデリケートな赤ちゃんを肌着と服で上手に体温を調整してあげる必要があるのです。また、赤ちゃんは新陳代謝が激しいため、よく汗をかきます。通気性がよい保湿性の高い肌着と一緒に、服でうまく調整してあげることが基本的な服装です。小さな赤ちゃんを包むような肌着。体温調整と汗取りを機能的に働かせることが主な役割なのです。この記事ではベビー肌着の基礎知識についてさらに深く掘り下げていきたいと思います。より詳細なタイプに注目してみましょう。
ベビー肌着とは?
赤ちゃんは、生後1ヵ月頃までは1日のほとんどを布団やベッドで寝て過ごします。首や腰にすわらずに、ママもまだ抱っこするのは苦労します。なので、肌着は、ねんねしたままでも容易に脱ぎ着させたり、おむつ替えしたりできるように、着物のように服の前を重ね合わせて、いつでも開きやすいようにさせる「打ち合わせ式」が主流です。
短肌着(たんはだぎ)
定番であり基本になる肌着です。腰までの丈で身体にフィットしやすく、汗を吸い取ります。
長肌着(ながはだぎ)
足先まで隠れる丈です。動きがおとなしい生後1ヵ月ぐらいまで、寝間着(ねまき)としても使うことができます。おむつ替えも前をさっとめくるだけなので楽に作業をすることができます。
コンビ肌着
長肌着が変形しているタイプです。すそがわかれているので、足の動きが活発になってきても、はだけないのが特徴です。
カバーオール型肌着
コンビ肌着よりも体にフィットする形になります。足が分かれた服のアンダーに着せるときに便利です。
ボディースーツ型肌着
コンビ肌着よりも体にフィットする形になります。足が分かれた服のアンダーに着せるときに便利です。
いかがでしたでしょうか?
主なベビー服の特徴を種類別にご紹介しました。赤ちゃんのスタイルに応じて最適なベビー肌着を選びましょう。種類自体はそんなに多くないですから、しっかりと比較検討してから決めると失敗しません。